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大学受験に必要な能力3選

大学受験の一般入試で好成績をあげるために有利な能力は3つある。

1.文章を読むのが苦にならない能力

勉強するときも問題を解くときも、文章を読むことが必要だ。したがって、文章を読むのが苦にならない能力というのが必要になってくる。
一流大学に合格するような人にとっては当たり前すぎて認識すらしていない能力である。
しかし、日本語で書かれた文章ですら読むのが遅かったり、読むのが遅いために内容を理解できなかったり、読むことに労力を使いすぎてしまい考えるエネルギーが残っていなかったりする人もいるのだ。

2.抽象的思考力

数学、英文法、理科、社会、現代文、その他全ての科目において抽象的思考力が求められている。抽象的なことを考えるのが好きな人は受験で有利である。
これも、一流大学に合格するような人にとっては当たり前すぎて認識すらしていない能力である。
しかし、抽象的に考える習慣がなかったり、苦手だったりする人が多いのが現状だ。

3.暗記力

暗記の必要性については誰もが認識しているだろう。ここで重要なのは、単に知識問題を解くために暗記が必要というだけでなく、理解を深めるためにも暗記が必要ということだ。暗記している知識が多いほど、理解するのが容易になるからだ。

まとめ

おそらく、一流大学に合格する人というのは、上記3つの能力のうち前二者の能力を受験勉強開始前から備えている。だから、勉強すれば成績が上がりやすく、成績が上がれば楽しくなってさらに勉強するという流れになるのだろう。
また、それらの能力は物心ついてから特別な努力によって獲得したわけではなく、環境や遺伝なのだろう。
だから、一流大学に合格した人は、あらゆる能力に長けているわけではなく、受験に有利な能力がたまたま備わっていたというのが大きな要因だ。

逆に、勉強しているのに成績が上がらない、もしくは勉強をやる気が起きない人というのは前二者の能力が低いのではないだろうか。
とすれば、たまたま受験に有利な能力を持っていなかっただけだ。筋トレで例えるなら、同じトレーニングをしても筋肉が付きやすい人とそうでない人がいるのと同じことである。

大学受験の勉強をするなら、文章を読むのが苦にならない能力と抽象的思考力、この2つを意識して、自分にあった勉強方法や志望校を模索するのがいいのではないだろうか。