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大人のための英語勉強法

高校生と大人では英語の勉強方法が異なる。ちなみに、ここでいう大人というのは大学受験用の英語をしっかり勉強して、それなりの英語力を身につけた人を想定している。

高校生は受験のために英語が必要。大学受験の英語は、答えを導き出せる程度の正確性で足りる。
一方、大人は仕事や専門分野の勉強や趣味のために英語が必要。ここでは、リーディングもライティングも精緻な読み書きが求められる。

そのためには、単語力と文法力が必要である。各種試験の問題で単に正解できる程度ではなく、もっと深い理解と応用力だ。

具体的な勉強方法は、英文を読んだら、不明な点がなくなるぐらい徹底的に調べる。単語と文法。できれば、背景事情なども含めて。モチベーション維持や実用性の観点から、自分にとって必要な分野の英文に絞って読んでいくのがいいだろう。

こういうことをやっても、TOEICの点数は上がりにくいかもしれない。それでいい。TOEICで測れる英語力とは異なる英語力を伸ばすことを目的としているのだから。
ちなみに、単語力と文法力があれば、リスニングとスピーキングは必要になったときに練習すれば十分だ。

誰でも簡単に使える翻訳アプリが実用レベルにまで発達した時代に、いわゆる英会話みたいなものに取り組んでも意味がない。通常の海外旅行や買い物などに必要な程度の軽い英語など、翻訳アプリに任せておけばいいからだ。
それよりも、専門家や作家などが書く英語の真の意味を理解したり、自分の意思を深いところから正確に伝える能力が必要であり、こういうことは翻訳アプリでは実現できないのだ。